2024.11.27 Wed
Googleアナリティクス（GA4）の使い方・設定方法を徹底解説【初心者向け】
「Googleアナリティクスの設定方法がわからない」
「GA4になって使い方が変わってしまった」
「アクセス解析をどう活用すればいいのかわからない」
このようなお悩みはありませんか？
Googleアナリティクスは、Webサイトのアクセス解析に欠かせないツールです。正しく設定・活用することで、ユーザーの行動を詳細に把握できます。
そこで、この記事では初心者の方へ向けて、GA4の設定手順から実践的な活用方法まで徹底解説します。無料で使えるアクセス解析ツールを、ぜひビジネスの武器としてください。
Googleアナリティクス（GA4）とは
Webサイトの運営者なら誰もが気になる「どんな人が見に来てくれているのか」「どのページが人気なのか」といった情報を教えてくれるツールがGoogleアナリティクス（GA4）です。
Googleが無料で提供しているこのツールには、以下の3つの特徴があります。
・Webサイトの訪問者数や閲覧されているページを把握できる
・どの地域からアクセスがあるのか、何歳くらいの人が見ているのかがわかる
・商品が売れた数や資料請求の数など、目標の達成状況を確認できる
簡単に例えると、お店の防犯カメラのようなものです。
実際のお店でも「何時頃にお客さんが多いのか」「どの商品が人気なのか」を観察して、より良いお店作りに活かすことでしょう。
それと同じように、GA4を使えばWebサイトの改善に必要な情報を収集することができます。
これから、GA4でできることと従来版との違いについて、具体的に解説していきます。
Googleアナリティクスでできること
Googleアナリティクス（GA4）では、Webサイトに関する様々な情報を収集・分析することができます。
具体的にできることを、5つの機能に分けて説明していきましょう。
1. アクセス分析
・1日に何人がサイトを訪れているか
・平均して何分くらいサイトを見ているか
・よく見られているページはどれか
・スマートフォンとパソコン、どちらからよく見られているか
2. ユーザー分析
・訪問者の年齢層や性別
・どの地域からアクセスが多いか
・新規の訪問者と、リピーターの割合
・サイト内でどんな順番でページを見ているか
3. 流入元分析
・Googleの検索結果から来たのか
・SNSから来たのか
・他のWebサイトから来たのか
・どんなキーワードで検索して来たのか
4. コンバージョン計測
・商品の購入数
・お問い合わせフォームの送信数
・資料請求の数
・メルマガの登録数
5. レポート作成
・日別、週別、月別のデータ比較
・前年との比較
・目標の達成状況
・データのグラフ化や表での整理
これらの機能を使うことで、例えば以下のような分析ができます。
「20代女性からのアクセスが多く、スマートフォンでよく見られている」
「平日の夜にアクセスが集中している」
「商品ページまでは見るが、購入までいかないユーザーが多い」
このように具体的なデータが把握できれば、より効果的なサイト改善が可能になります。
例えば、スマートフォン向けのデザイン改善や、平日夜のSNS投稿強化、商品ページの説明追加など、データに基づいた的確な改善策を考えることができます。
GA4と従来版（UA）との違い
GA4は、従来のユニバーサルアナリティクス（UA）から大きく進化しました。
まずは主な違いを表で確認しましょう。
| 項目 | GA4 | UA |
|---|---|---|
| データ収集方式 | イベント型（ユーザーの行動を細かく記録） | セッション型（訪問単位での記録） |
| アプリ分析 | スマホアプリとWebサイトを一括で分析可能 | Webサイトのみ分析可能 |
| 機械学習機能 | 将来の売上予測や離脱予測が可能 | 機能なし |
| プライバシー対応 | Cookie規制に対応し、IPアドレス収集なし | Cookie依存が高く、プライバシー配慮が弱い |
| 無料保持期間 | 最大14ヶ月 | 最大26ヶ月 |
それでは、主な変更点を具体的に説明していきます。
1. データ収集方式の変更
・UA：「〇月×日に3回サイトに来訪があった」という記録方式
・GA4：「ボタンをクリックした」「動画を再生した」など、細かい行動を記録
2. アプリ分析の対応
・UA：Webサイトの分析しかできませんでした
・GA4：スマホアプリとWebサイトの両方を一つの管理画面で分析できます
（例：アプリでカートに入れて、PCで購入するユーザーの行動把握が可能）
3. 機械学習機能の追加
・UA：過去のデータを見るだけでした
・GA4：AIが将来の予測をしてくれます
（例：「今月の売上は前月比10%増加する見込み」といった予測）
4. プライバシー対応の強化
・UA：個人情報の取り扱いに課題がありました
・GA4：最新のプライバシー規制に対応し、より安全なデータ収集が可能です
重要なポイントとして、2024年7月1日以降はUAが完全に使用できなくなります。
つまり、まだGA4に移行していない場合は、早めの対応が必要です。
Googleアナリティクス（GA4）の導入方法
Googleアナリティクスの導入は、4つのステップで完了します。
それぞれの手順を、初めての方でも迷わないよう、具体的に説明していきます。
なお、導入にかかる費用は無料です。
Googleアカウントを作成する
まずはGoogleアカウントが必要です。
すでにGmailをお持ちの方は、そのアカウントを使用できます。
Googleアカウントをお持ちでない方は、以下の手順で作成しましょう。
1. Google公式サイトにアクセスする
2. 「アカウントを作成」をクリック
3. 「自分用」を選択
4. 名前、メールアドレス、パスワードを入力
5. 電話番号の認証を行う
作成したアカウントは、後ほどGoogleアナリティクスの管理者として設定されます。
Googleアナリティクスに登録する
Googleアカウントができたら、次はGoogleアナリティクスに登録します。
登録の手順は以下の通りです。
1. Googleアナリティクスの公式サイトにアクセス
2. 「測定を開始」をクリック
3. アカウント名を入力（会社名やサイト名など）
4. データの共有設定を選択
5. プロパティ名（分析するサイトの名前）を入力
6. タイムゾーンと通貨を「日本」に設定
データストリームを設定する
データストリームとは、分析したいWebサイトやアプリの情報のことです。
設定手順は以下の通りです。
1. プラットフォームを「Web」「Android」「iOS」から選択
2. Webサイトの場合はURLを入力
3. ストリーム名を設定（サイト名でOK）
4. 拡張測定の設定を確認
（ページスクロール測定、外部リンクのクリック測定などを選択できます）
トラッキングコードを設置する
WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法を、具体的に説明します。
プラグインを使用する方法が最も安全で簡単なため、この方法をおすすめします。
1. プラグインのインストール
・WordPressの管理画面を開く
・左メニューの「プラグイン」→「新規追加」をクリック
・検索欄に「MonsterInsights」と入力
・「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
2. プラグインの初期設定
・左メニューの「Insights」をクリック
・「設定ウィザードを起動」を選択
・「Googleアカウントで認証する」をクリック
・先ほど取得した測定IDを持つGoogleアカウントを選択
3. プロパティの選択
・連携したいプロパティ（サイト）を選択
・プロフィールの設定で「すべてのWebサイトのデータ」を選択
・「次へ」をクリック
4. 動作確認
・設定完了後、実際にデータが取得できているか確認します
・「リアルタイム」レポートで自分のアクセスが表示されるか確認
・表示されていれば設定成功です
プラグインは無料版で十分です。 有料プラグインには高度な機能が備わっていますが、基本的なアクセス解析であれば無料版で問題ありません。 初めは無料版で始めて、より詳細な分析が必要になった時点で有料版の導入を検討しましょう。
複数のアクセス解析プラグインは避けましょう。 MonsterInsightsの他にも、Google Site KitやGoogle Analytics Dashboardなど、様々なプラグインが存在します。 しかし、複数のプラグインを同時に使用すると、アクセス数が二重にカウントされるなど、正確なデータが取得できなくなる可能性があります。 必ず1つのプラグインに絞って使用するようにしましょう。
これで、WordPressサイトでのGoogleアナリティクスの設定は完了です。 24〜48時間程度で、サイトの詳細なデータが確認できるようになります。
Googleアナリティクスの初期設定で必ず行うべき設定
Googleアナリティクスを導入したら、まず5つの初期設定を行う必要があります。
これらの設定を行わないと、正確なデータ収集ができなかったり、必要なデータが取得できない可能性があります。
それぞれの設定方法について、具体的に説明していきます。
内部IPアドレスの除外設定
内部IPアドレスの除外とは、自社スタッフのアクセスをデータから除外する設定です。
設定手順は以下の通りです。
1. 管理画面から「データストリーム」を選択
2. 「その他のタグ付けの設定」をクリック
3. 「内部トラフィックの定義」を選択
4. 「IPアドレスの作成」をクリック
5. 除外したいIPアドレスを入力
この設定をしないと、自社スタッフのアクセスも「お客様のアクセス」としてカウントされてしまいます。
正確なデータ分析のために、必ず設定しましょう。
データ保持期間の設定
GA4では、データの保持期間を設定する必要があります。
初期設計は2ヶ月になっています。そのため設定変更で14ヶ月に変更することがおすすめです。
設定手順は以下の通りです。
1. 管理画面から「データ設定」を選択
2. 「データ保持」をクリック
3. 保持期間を「14か月」に変更
4. 「保存」をクリック
14か月に設定することで、前年同月との比較分析が可能になります。
コンバージョンの設定方法
コンバージョンとは、サイトの目標となる行動（商品購入、資料請求など）のことです。
設定手順は以下の通りです。
1. 管理画面から「イベント」を選択
2. 「イベントの作成」をクリック
3. イベント名を入力（例：contact_form_submit）
4. トリガーとなる条件を設定
5. 「コンバージョンとしてマークする」をオン
よく使われるコンバージョン設定例は以下の4つがあります。
・お問い合わせフォームの送信完了
・商品の購入完了
・資料のダウンロード
・メールマガジンの登録
サーチコンソールとの連携設定
サーチコンソールと連携すると、検索キーワードの詳細データが取得できます。
設定手順は以下の通りです。
1. 管理画面から「関連サービス」を選択
2. 「サーチコンソール」をクリック
3. サーチコンソールのアカウントを選択
4. プロパティを選択
5. 「リンク」をクリック
この連携により、以下のデータが確認できるようになります。
・検索キーワードごとの流入数
・検索順位の推移
・クリック率（CTR）の変化
クロスドメイントラッキングの設定
複数のドメインを持つサイトがある場合は、クロスドメイントラッキングの設定が必要です。
設定手順は以下の通りです。
1. 管理画面から「データストリーム」を選択
2. 「追加のドメインの構成」をクリック
3. 追加したいドメインを入力
4. 「保存」をクリック
この設定により、以下のような分析が可能になります。
・メインサイトとECサイト間のユーザー行動の把握
・サブドメイン間の移動状況の確認
・複数サイトにまたがるコンバージョンの追跡
Googleアナリティクス（GA4）の基本的な使い方
GA4では、様々なデータを簡単に確認することができます。
ここでは、特に重要な以下の4つの基本機能について、具体的な使い方を説明します。
・Webサイトのアクセス数を確認する方法
・流入経路を調べる方法
・探索機能を活用してレポートを作成する
・Looker Studioを使ったデータの可視化
まずは、最も基本的なアクセス数の確認方法から見ていきましょう。
Webサイトのアクセス数を確認する方法
アクセス数の確認は、左メニューの「レポート」から行えます。
主な指標として「ページビュー数」と「セッション数」の2つがあり、これらの違いを理解することが重要です。
ページビュー数とは
ページビュー数は、サイト内のページが表示された回数を示します。
例えば、トップページを見て、すぐに閉じた場合は1ページビュー、3つのページを順番に見た場合は3ページビュー、同じページを2回見た場合は2ページビューとしてカウントされます。
このデータからは、サイト内のどのページが人気があるのかを具体的に把握することができます。
ページビュー（PV）についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫PV数とは？SEOに欠かせない基本知識とPVを増やすための5つの実践方法
セッション数とは
セッション数は、ユーザーがサイトを訪れてから離れるまでの一連の行動をカウントします。
例えば、1人のユーザーが1回サイトを訪問した場合は1セッション、同じユーザーが朝と夜に訪問した場合は2セッション、3人が1回ずつ訪問した場合は3セッションとしてカウントされます。
このデータから、実際の訪問回数を正確に把握することができます。
セッション数についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫Googleアナリティクスのセッションとは？意味や確認方法、増やすための施策を解説
ユニークユーザー数（UU）とは
ユニークユーザー数（UU）は、実際にサイトを訪れた人の数を示します。 例えば、1人のユーザーが10回サイトを訪れても1UU、10人が1回ずつ訪れた場合は10UUとしてカウントされます。 同じユーザーの重複を除いた、純粋な訪問者数を把握することができます。
ユニークユーザー数について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
直帰率とは
直帰率は、サイトに訪れたユーザーが、最初のページだけを見て離脱した割合を示します。 例えば、直帰率が60%の場合、訪問者の60%が他のページを見ることなくサイトを離れたということになります。 このデータから、ランディングページの効果や、コンテンツの魅力度を評価することができます。
直帰率について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫直帰率とは？離脱率との違いや改善すべき課題とその解決策7選
チャネルとは
チャネルは、ユーザーがどの経路からサイトに訪れたかを示す指標です。
主なチャネルには以下があります。
・オーガニック検索：GoogleなどのSEO経由の訪問
・ダイレクト：URLの直接入力やブックマークからの訪問
・リファラル：他サイトからのリンク経由の訪問
・ソーシャル：SNSからの訪問
・メール：メールマガジンなどのリンクからの訪問
・広告：有料広告からの訪問
このデータから、効果的な集客チャネルを特定し、マーケティング施策の効果を測定することができます。
チャネルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫GA4のチャネルグループとは？種類・設定方法・分析手順をわかりやすく解説
流入経路を調べる方法
流入経路とは、ユーザーがどこからサイトに来たのかを示すデータです。
検索エンジンからの流入、SNSからの流入、他のWebサイトからの参照、URLの直接入力による流入など、様々な経路を確認することができます。
確認手順は非常にシンプルです。左メニューから「集客」を選択し、「トラフィックの取得」をクリックします。
その後、分析したい期間を設定することで、詳細なデータを確認することができます。
探索機能を活用してレポートを作成する
探索機能では、自由にデータを組み合わせてレポートを作成できます。
基本的な使い方は、左メニューから「探索」を選択し、「レポートを作成」をクリックすることから始まります。
その後、分析したい指標を選択し、必要に応じてフィルターや条件を設定し、最後にグラフの種類を選ぶことで、オリジナルのレポートが完成します。
時間帯別のアクセス数推移、デバイス別の滞在時間比較、エリア別のコンバージョン率など、様々な角度からデータを分析することが可能です。
Looker Studioを使ったデータの可視化
Looker Studioを使うと、GA4のデータをビジュアル的に表現できます。
設定は、GA4の画面から「Looker Studioで表示」をクリックするところから始まります。
必要なデータを選択し、グラフや表の種類を選び、レイアウトを調整した後、共有設定を行うことで完了です。
月次のアクセス推移グラフ、地域別のヒートマップ、デバイス別の円グラフ、コンバージョンのファネル図など、様々な形式でデータを可視化することができます。
これにより、チーム内での情報共有や、経営層への報告資料作成が格段に効率化されます。
これらの機能を使いこなすことで、サイトの現状を正確に把握し、効果的な改善につなげることができます。
業種別Googleアナリティクスの活用事例
Googleアナリティクスの活用方法は、業種によって大きく異なります。
ここでは、代表的な3つの業種における具体的な活用事例を紹介します。
それぞれの業種に合わせた効果的な分析方法を見ていきましょう。
ECサイトでの活用方法
ECサイトでは、売上向上に直結する数値を重点的に分析します。
特に重要な4つの分析ポイントは以下の通りです。
| 分析項目 | 具体的な内容 | 活用方法 |
|---|---|---|
| 購入導線分析 | 商品一覧→商品詳細→カート→購入の動線把握 | 離脱が多い箇所の改善 |
| 商品別分析 | 商品ごとの閲覧数・購入数の把握 | 人気商品の在庫管理や関連商品の提案 |
| リピート率 | 再購入までの期間や頻度の確認 | リピーター施策の効果測定 |
| 季節変動 | 商品カテゴリーごとの売れ筋時期把握 | 販売促進施策の時期決定 |
これらのデータを活用することで、より効果的な販売戦略を立てることができます。
メディアサイトでの活用方法
メディアサイトでは、コンテンツの価値を測る指標を中心に分析を行います。
重要な分析ポイント：
| 分析項目 | 測定内容 | 活用方法 |
| 滞在時間 | 記事ごとの平均読了時間 | コンテンツの質の評価 |
| 回遊率 | 関連記事への遷移状況 | 記事構成の改善 |
| SNS流入 | SNSからの流入記事とその数 | コンテンツの拡散力確認 |
| 直帰率 | 1ページだけ見て離脱する割合 | 記事の導入部分の改善 |
これらの指標を基に、より読者に価値のあるコンテンツを作成することができます。
企業サイトでの活用方法
企業サイトでは、問い合わせにつながる行動分析が重要です。
主要な分析ポイントを表で整理すると：
| 分析項目 | 確認内容 | 改善への活用 |
| 問合せ前行動 | 問い合わせまでの閲覧ページ順 | 導線の最適化 |
| 資料請求率 | 資料請求ページでの離脱率 | フォームの改善 |
| 製品ページ分析 | 製品別の閲覧傾向 | 製品情報の充実度向上 |
| 採用ページ分析 | 採用情報への流入経路 | 採用施策の効果測定 |
これらのデータを活用することで、ビジネス目標の達成に向けたサイト改善が可能になります。
Googleアナリティクスの資格取得と学習方法
Googleアナリティクスの資格取得は、アクセス解析のスキルを証明する有効な手段です。
ここでは、資格の概要から具体的な学習方法まで、詳しく解説していきます。
GA4認定資格の概要
GA4の認定資格は、Googleが無料で提供している「Googleアナリティクス個人認定資格（GAIQ）」です。
試験の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験料 | 無料 |
| 試験時間 | 90分 |
| 問題数 | 70問 |
| 合格ライン | 80％以上の正解 |
| 有効期限 | 12ヶ月 |
試験はオンラインで受験でき、途中で中断して再開することも可能です。
不合格の場合は、24時間後に再受験することができます。
資格取得のメリット
GA4認定資格を取得することで、以下のようなメリットが得られます。
メリット1：キャリアアップ
Webマーケティング職やアナリスト職への転職や昇進に有利です。
多くの企業が採用条件として、この資格保有を重視しています。
メリット2：実務面に活きる
データに基づいた的確なサイト改善が可能になります。
チーム内でのデータ分析の中心的な役割を担えるようになります。
メリット3：自己啓発になる
アクセス解析の体系的な知識が身につきます。
最新のデジタルマーケティング動向を把握できます。
おすすめの学習リソース
効率的に資格取得を目指すため、以下の学習リソースを活用することをおすすめします。
1. Googleの公式学習リソース
2. 書籍での学習
・入門書から始めて実践書へステップアップ
・GA4対応の新しい書籍を選ぶ
・実務に即した参考書を活用
3. オンライン学習
・Udemyなどの動画講座
・Webマーケティング関連のブログ
・YouTube教育チャンネル
1. Googleの公式学習リソース
最も確実な学習方法は、Googleが提供する公式の学習リソースを活用することです。
Googleアナリティクス アカデミーでは、基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。
また、デモアカウントを使って実際の操作を試すことで、実践的なスキルを身につけることができます。
2. 書籍での学習
書籍での学習も効果的です。
入門書から始めて、徐々に実践的な内容の書籍へとステップアップしていくことをおすすめします。
特にGA4は従来版と大きく異なるため、最新のGA4対応の書籍を選ぶことが重要です。
3. オンライン学習
オンライン学習では、動画で視覚的に学ぶことができます。
UdemyなどのEラーニングプラットフォームには、実践的なカリキュラムが豊富に用意されています。
また、Webマーケティング関連のブログやYouTubeチャンネルでは、最新の活用事例や具体的なテクニックを学ぶことができます。
Googleアナリティクスまとめ：設定から活用まで押さえるべきポイント
Googleアナリティクス（GA4）は、Webサイトやアプリの訪問者の行動を詳細に把握し、データに基づく意思決定を支援する強力なツールです。この記事では、導入方法から初期設定、基本的な使い方までを初心者向けに詳しく解説しました。
特にGA4では、自動計測機能や機械学習の活用が強化され、従来版（UA）よりも高度な分析が可能になっています。一方で、初期設定や移行時の注意点を押さえておくことで、データの正確性を確保しつつ効果的に活用することが重要です。
